ウイスキーはハイボールで飲む以外にも、美味しく飲める割り方がたくさんあります。
ウイスキーの味の特徴を引き立たせたり、一気に飲みやすくしてくれたりと、たまに割って飲みたくなる魅力があります。
今回はウイスキーのオススメの割り方と、適したおすすめウイスキーをご紹介します。
↓ハイボールや水割りなど、王道の飲み方は別の記事で紹介しています↓

kyon意外と知られていない飲み方も多い!
興味が出たものはぜひやってみてくださいね。
ウイスキーの割り方とは?
カクテルのようにお酒同士で割る飲み方もありますが、今回はシンプルにノンアルコール飲料で割るだけの飲み方に限定しています。
割ることによるメリット


ウイスキーを割ることで、初心者はもちろん、飲みなれた人でも新たな発見をすることが出来ます。
ウイスキーの強いアルコール感がジュースの甘味・酸味で中和され、初心者でもスッと飲める味わいになります。
特にオレンジ、アップル、グレープフルーツなどは酸味がアルコールの角を取ってくれるため、飲み口が柔らかくなります。
ジュースのフルーツアロマが加わることで、香りが部分的に引き立ちます。
- バーボンのバニラ香がより甘く感じられる
- スコッチの柑橘系の香りが際立つ など、ウイスキー本来の香りが引き立つことがあります。
単なる「薄める」ではなく、香りのレイヤーが増えるイメージ。
ジュース割りは味の方向性がはっきりしているため、その場に適した味を作ることが出来ます。
- 食事中の“軽い一杯”
- 甘いものが欲しいとき
- 休日の昼飲み など、シーンに合わせて選びやすいのが魅力です。
ジュースの種類を変えるだけで、ウイスキーの印象がガラッと変わります。
- 甘口系
- さっぱり系
- デザート系
- コク深系
家飲みの楽しみが一気に広がりますよ。
特に“意外な割り材”は思わぬ絶大な相性の良さを見せたりするのも面白いところ。
ジュースで割ると自然に度数が下がるため調整しやすくなります。
「飲みすぎ防止」にもつながる、実用的なメリットです。
特に以下のような人には強くオススメします。
- 強いお酒が苦手な人
- ゆっくり長く飲みたいとき
炭酸ジュースでの割り方4選
コーラ割り(コークハイ)


一番有名な割り方であるコークハイは、ウイスキーをコーラで割るだけの飲み方です。
アメリカではよく飲まれている飲み方で、一般的にはコカ・コーラで割ります。
コークハイでは特に以下のような特徴があります。
- コーラのキャラメル・バニラ・スパイスの風味は、ウイスキーの樽由来の香りと調和する
- 特にバーボンのバニラ香とは“同系統の甘さ”で相乗効果が出る
- コーラの香りが強いため、ウイスキーのクセをマイルドにしてくれる
作り方はハイボールとほぼ同じで、1:3くらいの割合でコーラで割るだけ。



レモン果汁を少し垂らすと、より爽快感がアップするよ!
コークハイにおすすめのウイスキーは、アメリカのバーボンウイスキーが相性が良く有名です。
№1バーボンウイスキーであるジムビームは、バニラとキャラメルの甘さが引き立ちます。
ジャックダニエルは、ジャックコークという名前が付くほど相性がピッタリ。
既に公式からジャックコークの缶が発売されています。




ジンジャーエール割り(ジンジャーハイボール)


ジンジャーエールは19世紀のイギリス・アイルランドで誕生し、自然とウイスキーとの組み合わせが生まれました。
ジンジャーハイにはショウガの香りやピリッとした刺激により、他とは違う特徴が生まれます。
- スパイシーさによりスモーキー系ウイスキーとも相性がいい
- 切れの良さから食事と合わせやすい
- コーラほど甘くないため元のウイスキーの個性を残してくれる
作り方は1:3くらいでウイスキーをジンジャーエールで割るだけ。
特に辛口系ジンジャーエールが飲める人は、定番のウィルキンソンのジンジャーエールを使うといいですよ。



すりおろし生姜を少し加えると、甘さがさらに抑えられて大人な味に!
ジンジャーハイボールにオススメのウイスキーは、スモーキーさのあるウイスキー。
手ごろに少しスモーキー感を味わえるのは、ジョニーウォーカーブラックラベルが初心者向け。


ガッツリスモーキーを感じたい人は、ザ・ディーコンやアイラミストが飲みやすさもありオススメです。
サイダー割り


誰もが子供の時やお祭りの時に飲んでいたサイダーも、ウイスキーとは相性がいいです。
飲みなれた味わいに加えて、甘さと炭酸からどんなお酒とも割り材として浸透しています。
- 甘さが優しく、アルコール感を和らげる
- サイダーのリンゴ系の香りがウイスキーのフルーティさを引き立てる
- ウイスキーの個性を残したまま優しく包み込んでくれる



サイダー割りにはクセの少なめなウイスキーの方が喧嘩しない印象。
作り方はウイスキーをサイダーで1:3くらいで割るだけ。
さっぱり飲みやすいウイスキーとしては、トリスクラシックやブラックニッカクリアがオススメです。




トニックウォーター割り


トニックウォーターを単体で飲んでいる人はあまり多くないかもしれませんが、実はウイスキーと相性抜群。
カクテルで有名なジントニックというのもありますし、蒸留酒の割り材としてもよく使われます。
トニックウォーターは苦さも感じる炭酸飲料なので、よりウイスキーをシャープにしてくれます。
- ほろ苦さがウイスキーの甘さを引き締め、大人の味わいへ
- 柑橘系の香りで爽快感がアップ
作り方はウイスキーとトニックウォーターを1:3くらいで割るだけ。
トニックウォーター割りには、アイリッシュウイスキーのジェムソンがよく合います。
またみずみずしいフルーティウイスキーである、グレンモーレンジィも柑橘感が増してオススメです。
ジュースでの割り方5選
オレンジジュース割り


ウイスキーと柑橘の相性はばっちりで、カクテルでも「クロンダイククーラー」というものでウイスキーとオレンジジュースが使われています。
またウイスキーではないですが、ウォッカとオレンジを使った「スクリュードライバー」という有名カクテルもありますね。
オレンジジュースは柑橘の酸味でアルコールをやわらげ、フルーティさを増幅させます。
- 柑橘の酸味がアルコールの刺激をやわらげる
- フルーティな香りがウイスキーの甘さと調和
- 甘さが飲みやすさを底上げ
作り方はウイスキーをオレンジジュースで1:3で割るだけ。
輪切りのオレンジやオレンジの皮を少し入れると、よりカクテル感が強く華やかになります。
オレンジジュースにはバーボンウイスキーのバニラ香がよく合います。
グレープフルーツジュース割り


グレープフルーツの酸味と苦みが、ウイスキーの甘さや樽香を引き立てます。
カクテルでも「マイアミビーチ」「ハイハット」などにウイスキーもグレープフルーツジュースも使われています。
- 酸味がアルコール刺激をやわらげ、すっきり飲みやすくする。
- ほろ苦さがウイスキーをキリっと整える
- 柑橘の香りがウイスキーのフルーティーさと調和
作り方はウイスキーとグレープフルーツジュースを1:3で割るだけ。
カットしたグレープフルーツもいいですし、少し塩をグラス縁につけて「ソルティドッグ」風にしてもいいですね。
グレープフルーツの主張が強いので、ライトボディのウイスキー「カティサーク」が合います。
また特徴が抑えられ飲みやすい「カナディアンクラブ」も合います。
アップルジュース割り


リンゴジュースはジュースの中でも、優しく上品な味と香りが特徴なので、ウイスキーを優しく甘くしてくれます。
カクテルだとウイスキーではないですが、「マリブアップル」などで、リンゴジュース割りが使われています。
- リンゴのフルーティさが、ウイスキーのフルーティさを引き上げる
- 優しい甘さがウイスキーのアルコール刺激をやわらげる
- 軽い酸味がウイスキーを爽やかにする
作り方はウイスキーとリンゴジュースを1:3で割るだけ。
ウイスキーのリンゴジュース割りをレンジでチンして、ホットで飲んだり、シナモンを入れてもいいですね。
リンゴはフレーバードウイスキーとして、ジムビームやジャックダニエルがあるので、これらを使うとよりリンゴ感が強まります。
トマトジュース割り


意外かもしれませんが、トマトジュースはあらゆるお酒の割り材として適しています。
ウォッカを使った「ブラッディメアリー」、ビールを使った「レッドアイ」などがありますね。
トマトジュースの酸味・うまみ(グルタミン酸)・コクが加わることで、ウイスキーの違った一面を見せてくれます。
- うまみがウイスキーのコクと融合
- 酸味がウイスキーを飲みやすく、まろやかな口当たりにする
作り方はウイスキーとトマトジュースを1:3で割るだけ。
塩を一つまみ入れたり、胡椒を少し入れたりすると、よりうまみが強く感じまとまります。
少しスモーキーさやスパイシーさのあるウイスキーが合うので、ホワイトホースがオススメ。
カルピス割り


乳酸飲料であるカルピスを割り材に使うことで、デザートカクテルのような仕上がりになります。
特に独特な乳酸のコクが、意外とウイスキーと調和します。
- カルピスのミルキーさが、アルコールの角を取る
- 甘みがウイスキーのバニラ香と蜂蜜感と重なる
- ほのかな酸味が後味を引き締める
作り方はウイスキーとカルピスジュースを1:3で割るだけ。
少しレモンを絞ってあげると、味が締まってよりまとまります。
濃厚なバニラ香や蜂蜜感を感じられる、バーボンウイスキーが適しているので、「メーカーズマーク」がおすすめ。
ジュース以外の割り方6選
牛乳割り(カウボーイ)


牛乳に含まれる油分がウイスキーを優しく包み込み、飲みやすくしてくれます。
「カウボーイ」というカクテル名で、ウイスキーの牛乳割りが存在しています。
- カクテルとして確立した、伝統ある飲み方
- 牛乳の油分で、口当たりも味もまろやかにしてくれる
- コクが深まり、デザート感が強くなる
作り方はウイスキーと牛乳を1:3で割るだけ。
温めた牛乳で割ってホットにしても合います。
カウボーイはバーボンウイスキーを使用するため、エバンウィリアムズがオススメ。
紅茶割り(ホット/アイス)


紅茶割りは華やかな香りと渋みがある為、ウイスキーの香りとの相乗効果が高いです。
他ジュースと比べて甘さが控えめになるため、食中酒としても活躍します。
- 紅茶の渋みが、ウイスキーの甘さを引き締める
- アールグレイやダージリンなど、紅茶の種類によって香りを変化させられる
- 甘さ控えめで食事に合わせやすい
作り方はウイスキーと紅茶を1:3で割るだけ。
ホットにするとより香りがたつため、華やかな香りをさらに楽しめるようになります。
フルーティな香りのウイスキーが合うため、グレンリベット12年やバスカーなどがオススメ。
ミルクティー割り


ウイスキーのミルクティー割りは、紅茶の香りとミルクのコクを両方持ち合わせたものになります。
特に甘く上品な香りがウイスキーのフルーティな香りとマッチします。
- ミルクのコクで、まろやかクリーミーになる
- 紅茶の香りで華やかになる
- 甘く飲みやすいデザートカクテルになる
飲み方はウイスキーとミルクティーを1:3で割るだけ。
少し蜂蜜や砂糖を加えると、よりデザート感が強まります。
軽くてスムースなウイスキーが合うので、アイリッシュのブッシュミルズがおすすめ。
緑茶割り


緑茶の渋み・うまみ・爽やかさが、ウイスキーの樽香とマッチします。
他にはない和のテイストが洋酒であるウイスキーと合わさることで、深みのある味わいになります。
- 緑茶のタンニンが、ウイスキーの樽香と合う
- うまみがウイスキーのモルト感と合わさり、深みが増す
- 香りが紅茶ほど強くなく、食中酒として適している
作り方はウイスキーと緑茶を1:3で割るだけ。
和風の味わいという事で、日本のウイスキーであるさっぱりしたブラックニッカクリア、スペシャルなどがよく合います。
コーヒー割り(アイスコーヒー/カフェオレ)


ウイスキーのコーヒー割りは、カクテル名「アイリッシュコーヒー」として、アイルランドやアメリカでは有名な飲み方です。
コーヒーの苦み・香ばしさ・コクが、ウイスキーの甘さやスモーキーさと非常に相性がいいです。
- コーヒーのビターさが、ウイスキーの味わいをキリっと整え、大人の味わいにする
- 焙煎香がウイスキーの樽香と重なる
- ホットでもアイスでも成立する
本来のアイリッシュコーヒーはウイスキーとホットコーヒーを1:3で割り、上に生クリームを乗せます。
簡易版として、ウイスキーをコーヒー(ホットでもアイスでも可)で割るだけでも、かなり美味しく飲むことが出来ます。
ちなみにアイスは無糖、ホットは砂糖を入れるのがオススメ。
カクテル名にもある通りアイリッシュウイスキーを使用するのがいいので、王道のジェムソンを使うのがオススメ。
ホットレモン割り


冬に飲みたくなるホットレモンですが、ホッとできる香りを楽しむウイスキーの割り材としても優秀です。
ホットレモンの甘さと強い柑橘感で、ゆっくり味わって飲めるデザートカクテルが出来上がります。
- レモンの酸味がウイスキーの甘さを引き締める
- 温められることで、樽香・バニラ・フルーティさが立ち上がる
- 暖かさと酸味で、アルコール刺激をやわらげる
作り方はウイスキーとホットレモンを1:3で割るだけ。
輪切りレモンを入れると、皮の成分からより厚みのある香りを楽しむことが出来ますよ。
ホットレモン割にはフルーティなウイスキーが合うので、グレングラントアルボラリス、サントリーオールドなどがオススメ。


まとめ


今回はウイスキーの割り方と、おすすめのウイスキーについてご紹介しました。
ウイスキーは、割り方を変えるだけでびっくりするほど飲みやすくなります。
炭酸でスッキリ、ジュースでフルーティ、ミルク系でまろやか──どれも家にあるもので気軽に楽しめます。
「カクテルって難しそう…」と思っていた人でも、まずは簡単なものでひとつ試すだけで世界がぐっと広がります。
今日の気分に合わせて、自分に合う“お気に入りの一杯”を見つけてみてください。
ウイスキーはもっと自由で、もっと身近なお酒になりますよ!


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